野球をベースに考案された新スポーツ「Baseball5(ベースボール5)」で、一時は日本代表として国際大会への派遣が内定するも、その後に取り消しとなったタレントの稲村亜美が一連の経緯に言及した。
22日放送のABEMA『バズ!パ・リーグ』に、ベースボール5の東京ヴェルディ・バンバータに所属する稲村がゲストとして出演。東京ヴェルディ・バンバータは、16日に開催された「第1回 WBSC-ASIA Baseball5 アジアカップ日本代表決定戦」で優勝を飾り、8月にマレーシアで開催される「第1回 WBSC-ASIA Baseball5 アジアカップ」へ派遣されることが内定した。しかし、その後、同大会の参加規約にある「コロナワクチン3回接種済」を期日までに満たすことができない選手がいたため、同チームの代表権が取り消され、準優勝チームが日本代表として派遣されることとなった。
こうした経緯について稲村は「日本一に輝かせて頂いたんですけど。ちょっといろいろな事情があって、代表派遣はされず……」と残念さをにじませながらコメント。
「ベースボール5」は野球・ソフトボール振興の一環として発表されたアーバン(都市型)スポーツで、およそ80か国でプレーされている。試合は1チーム5人制、基本的なルールは野球・ソフトボールと似ているが、気軽に楽しめるように時間や場所などは最小化されているという。
「男女ともにできるスポーツですし、年齢も関係ないんです。ボール1つで始められるという手軽さもあります。大まかなルール、“ベースを踏まなきゃいけない”とかは一緒なんですけど、ピッチャーとキャッチャーもいないですし、1試合が20分ぐらいで行われるんです。5イニング制なのですが、すごく走ります。場所も手軽で、野球場もいらないです。面白いルールがあって、ホームランはアウト、ファールも空振りもアウトとか。覚えればシンプルなんですよ」(稲村)
これからも同スポーツの魅力を広めるための活動に取り組む意向であることを明かした稲村。今後の目標については、「チームを継続的に続けていって、来年も日本一で二連覇。次こそは代表として派遣されることを目標に頑張りたいなと思っています」と語った。(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)