プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のU-NEXT Piratesは、2022-23シーズンのドラフト会議で指名した鈴木優(最高位戦)、仲林圭(協会)の2選手と契約したことを7月26日、発表した。パイレーツは2年連続でファイナルシリーズ進出を逃し、規定によりメンバー構成の変更が義務付けられていたが、2選手を入れ替える形で2度目の優勝を目指す。所属各選手と監督のコメントは以下のとおり。
小林剛選手
4年間やってきた朝倉康心と石橋伸洋が残念ながらチームを離れることになり、新しく鈴木優と仲林圭が入り、一緒に戦うことになりました。麻雀力が高く、魅力ある2人なので、この2人からいろんな知識を吸収しながら2022-23シーズンも戦っていきたいと思います。
瑞原明奈選手
シン・パイレーツとして2022-23シーズンを闘います。どのような航海になるのか、 少し不安な気持ちと大きなワクワクがあります。個人については昨シーズンはMVPという最高の結果を残せましたが、同時に課題も多く見つかった年だったので、気を引き締め直しまたひとつずつ冷静に丁寧に挑んでいきたいです。2022-23シーズンもクルーの皆様といろんな経験と感情を共有しつつ、リアルだからこその感動をお届けできるよう全力を尽くします。
鈴木優選手
最高位戦日本プロ麻雀協会所属、第46期最高位の鈴木優です。この度、晴れてU-NEXT Piratesの一員となることができました。Mリーグは初年度より画面の外から観続けていて、 ずっと夢でもあり憧れの舞台でしたが、5年目のシーズンを迎えるタイミングで遂に辿り着くことができました。候補に挙がりながらも今回は指名されなかった選手、そして契約を満了された選手もいる中で、今回監督が私を指名してくださった理由。個人やチームとして期待されている部分。しっかりと理解できています。プレッシャーもありますが、この重みをしっかりと背負い、船長の小林選手と昨シーズンのMVPでもある瑞原選手、今回一緒に入団する仲林選手、そして何よりたくさんのパワーを送ってくれるパイレーツクルーの皆様と共に、シン・パイレーツとして史上初の二度目の優勝を目指し、チームのポイントゲッターとなれるよう、しっかりと準備をして出航の時を迎えたいと思います。家族は地元に残り私は単身で東京へ。不安もありますがしっかりと成績を残し、この先も一生麻雀と向き合う覚悟です。繰り返しになりますが、皆様の応援が大きな力になります。どうぞよろしくお願いいたします。
仲林圭選手
日本プロ麻雀協会所属、第29期發王位の仲林圭です。この度、U-NEXT Piratesの一員になれたことを大変嬉しく思っております。今回、木下監督が掲げる、圧倒的に勝つというテーマに対し、私を指名してくださったということは、とにかく勝つことを監督は期待していると思います。そして、私はそれに応える自信があります。シン・パイレーツを盛り上げられるように、強くて、面白い海賊団と呼ばれるように尽力して参りますので、皆様応援の程、何卒よろしくお願いいたします。
木下尚監督
実力においては今考え得る最高のチームができたと思っています。これまでパイレーツに関わってくださった全ての人のために、そしてこれからパイレーツに関わってくださる全ての人のために、とにかく圧倒的に勝ちたい。4年前、同じように最高のチームで漕ぎ出したMリーグという荒海はとても厳しい勝負の世界でした。新シーズンも険しい航海になると思いますが、この選択が最短航路だと信じて、史上初の二度目の優勝を目指し、突き進みたいと思います。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)