■3年前、E-1韓国戦のピッチで味わった悔しさ
「チームを勝利に導けなかった悔しさがすごく残ってます」
スコアレスドローに終わった中国戦で、62分に投入された相馬勇紀は、停滞気味だった左サイドを活性化させた。
「相手のブロックを打開する策はドリブル。1人を剥がすとチャンスが生まれる。試合を見てそう思ったので、仕掛けるところを意識しながら入りました」
このEAFF E-1サッカー選手権は会場が、かつて所属した鹿島アントラーズと現在所属している名古屋グランパスのホームということで、国際大会といっても、慣れた環境を利用しながらアピールできるのは大きなメリットだ。ただ、豊田のピッチコンディションが現在あまり良くないなかで「やっぱり球際のところがすごく大切になってくる」と語る。