日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第5節A卓が7月26日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、紺野真太郎が卓内トップを取った。
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開幕から2節連続マイナスと苦しい出だしも、直近2節は少しずつプラスを稼ぎ出していた紺野は、1回戦からトップ。2、3回戦はラスを引きつつも最終4回戦はトップと、トップ2回・ラス2回という出入りの激しい一日となったが、トップの大きさによって卓内トップになった。
トータル暫定12位は、すぐ下が降級ラインという痺れる位置ではあるが、今節の加点で差を広げることに成功。「2カ月ほど対局が空きますが、調子が上向いてきているので、まだ上を見て戦いたい。次も上位ばっかりで友達がいないですが」と、口も滑らかだった。
【試合結果】
1位 紺野真太郎 ＋22.4
2位 客野直 ＋7.8
3位 和久津晶 ▲4.4
4位 明石定家 ▲26.8
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A～Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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