麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第8節が7月27日に行われ、b卓はプロ麻雀リーグ「Mリーグ」のセガサミーフェニックスでも活躍する近藤誠一が1人浮きの卓内トップを取った。
【動画】近藤誠一が卓内トップを取った最高位戦A1リーグ第8節b卓
一時期は降級圏にいるほどポイントが落ち込んだ近藤だったが、前節に3ケタプラスを叩き出したことで一気に回復。今節もその勢いのままに1回戦から多くのアガリを拾い5万点台のトップを取ると、続く2回戦でも序盤のリードが効果的で、守り切って連勝を決めた。3回戦は苦しいラス目から3着に滑り込むと、最終戦は2着にまとめてフィニッシュ。プラスポイントを独占し、暫定順位ながら一躍、上位3人までの決定戦進出圏内に食い込んできた。「残り4節あまり気負わずに自分らしく平常心で打つことを心掛けて頑張りたいと思います」と、最高位を何度も取ったことがある男だけに、終盤戦に向けての戦い方も熟知していた。
【試合結果】
1位 近藤誠一 ＋85.2
2位 石田時敬 ▲0.3
3位 浅井裕介 ▲32.0
4位 朝倉康心 ▲52.9
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟に拠点があり、所属会員数は約380人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
