C・ロナウドが驚いたブライトンの“完璧”な先制点を戸田和幸氏が称賛「選手の特徴を発揮した上で完璧に背後を取った」
【映像】C・ロナウドが驚いたブライトンの完璧な先制点

プレミアリーグマンチェスター・ユナイテッド1-2ブライトン(8月7日・日本時間7日/オールド・トラッフォード)

 8月5日に開幕した、イングリッシュ・プレミアリーグ。日本時間7日に今季最初の試合を戦った三笘薫が所属するブライトンは、マンチェスター・ユナイテッドを相手に先制。その美しすぎる連係からのゴールに超満員の“聖地”の観客は思わずうなり、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドも驚きの表情を見せた。

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 序盤から連動したハイプレスを軸にペースをつかんだブライトンは、29分に最高の先制点をマークした。自中央でボールを奪うと、一気にスピードアップして左へ展開。パスを受けたベルギー代表・トロサールは、味方との間合いを探りながらボールをキープしつつ、ボックス内へ走り込む元イングランド代表・ウェルベックへと縦パスを送る。

 ウェルベックがそのままゴールライン際で折り返すと、中央の混戦を抜けて、ファーでフリーになっていたドイツ人MF・グロスが難なくゴールを陥れてみせた。

 味方同士がイメージを共有した、まさに“パーフェクト連係”。ABEMAで試合を解説した戸田和幸氏も「選手の特徴をしっかり発揮した上で完璧に背後を取りました。見事です」と称賛した。

 この“特徴を発揮した上で”というのがポイントだ。

 本来、右サイドに入っているイングランド人アタッカー・マーチが、トロサールをサポートする左サイドまで流れながら相手の注意を引きつけたこと、その一瞬の隙を突いて、ウェルベックが縦へのスピードでフリーになったこと、そして中央に元イングランド代表・ララーナと、ファーにグロスという、2枚で待ち構えていたこと。試合をABEMAで見守った視聴者も思わず「完璧」とうなる、見事なコンビネーションだった。

 このシーンに象徴されるように、序盤から狙いをきっちり表現したブライトン。前半を2-0で折り返して後半に1点を返されたものの逃げ切りに成功し、昨季、ホームで4-0と一蹴した相手を、今度はアウェイで仕留める快調な滑り出しに。なお、ベンチスタートとなった三笘は出番なし。待望のプレミアリーグデビューは次節以降に持ち越しとなった。(ABEMA/プレミアリーグ)

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