魔裟斗「前蹴りがノドに…」戦慄ダウンに驚き 若き19歳が中国の強豪を圧倒 「天才だ」太鼓判も
【映像】魔裟斗が驚愕した衝撃ダウン
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 世界を知る中国の強豪相手に、“グサッ”とノドに突き刺すような強烈な前蹴りで衝撃のダウンを奪うと、K-1レジェンドの魔裟斗が「前蹴りがノドに入った」と驚き。19歳とは思えない老獪な試合運びに「天才だ!」と太鼓判まで飛び出した。

【映像】魔裟斗が驚愕した衝撃ダウン

 8月11日に福岡国際センターで開催された「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~」。斗麗(WIZARDキックボクシングジム)とワン・ジュングァン(中国)の準決勝は、魔裟斗を唸らせた衝撃ダウンを奪った斗麗が、終始試合をコントロールして判定3-0で圧勝。K-1の次世代ニュースター候補を巡る強豪ひしめくトーナメントで、19歳としては初の決勝進出を果たし、ファンや関係者を驚かせた。 

魔裟斗「前蹴りがノドに…」戦慄ダウンに驚き 若き19歳が中国の強豪を圧倒 「天才だ」太鼓判も
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 フェザー級トーナメント一回戦、斗麗は王者経験者の椿原龍矢を、一方のワンも新美貴士を判定で下して準決勝で顔を合わせた。ABEMAでゲスト解説を務めた魔裟斗は試合前から「一回戦の斗麗をみて『これは天才だ』と思いました。19歳でこの動きはすごい」と、10代からトップ戦線でしのぎを削ってきた超新星を大絶賛。しかし、準決勝の相手はONE Championship経由でKrush・K-1へ再参戦を果たした世界を知る強豪のワンだ。

 序盤は斗麗が前に出てロー、パンチなど手数をまとめる展開。一方のワンはガッチリガードを固めながら虎視眈々と一撃の機会をうかがう。やや掴みのシーンが増えた近い距離での攻防でも、離れ際に斗麗がアゴにフックを当てるなど、若いながらも狡猾さを見せる。

 すると1ラウンド後半、前に出たワンが突き刺すような左アッパー。一発が怖い局面でもスルリと体を入れ替えた斗麗は、伸びのある前蹴りをワンのノド元に“グサッ”とひと刺し。あまりの衝撃にワンは後方に吹っ飛び、コーナーに叩きつけられてフラッシュ気味だがダウンを奪われた。その後も跳びヒザを繰り出すなど、斗麗が主導権を握ってラウンドを終えた。

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 ラウンド間のインターバルでリプレイ映像が流れると、魔裟斗は改めて「ナイス前蹴り、ノドに入ってるもんな…」と興奮気味。これにゲスト解説・土田晃之も「恐るべし19歳」と頷いた。

 2ラウンド序盤でも組みの場面で、ヒザをアゴにヒットさせるなど冷静な試合運びの斗麗。ワンの攻撃の芽を摘み、距離を使う老獪さに歴戦のツワモノもイライラの表情を浮かべる。

 最終3ラウンド、後がないワンが前に出るのを見越した斗麗は、ミドル、前蹴りなどで一転して距離を取る戦術。ワンもローを飛ばしながら反撃の機会をうかがうが、なかなか手を出すことができない。むしろ、蹴りのダメージの蓄積か、バランスを崩す場面も目立った。

 試合は終始主導権を握った斗麗が30-27、30-27、30-27と3-0の判定で勝利。斗麗の勝利で、トーナメント決勝に進めた。試合終了後も、魔娑斗や土田ら解説人は「完封だ」「上手だな」「上手いなぁ」と繰り返した。

 なお斗麗はトーナメント決勝で軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)と激突。軍司の気迫と圧力に押されるように1ラウンドで立て続けにダウンを奪われ、惜しくも若干19歳での戴冠を逃したが、今後の活躍を期待させるに十分なパフォーマンスで大きなインパクトを残した。

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