「音ヤバかった」重量級で“大の字”失神KO 勝者が咄嗟の応急処置に「蘇生してる」「優しい」称賛の声相次ぐ
【映像】ド迫力“大の字”失神KO
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 重量級の一戦で左右の連打がことごとく顔面を捉え、巨体が“大の字”になって崩れ落ちる衝撃的な失神KO劇に場内が騒然。リング内にドクターやスタッフが駆けつけ、担架が運び込まれる中、敗者のもとに駆け寄った勝者が、敗者の意識を戻すべく咄嗟の手助けを見せたことを受け、「蘇生してる」「優しい」など称賛の声が相次ぐ一幕があった。

【映像】ド迫力“大の字”失神KO

 8月11日に福岡国際センターで開催された「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~」。ANIMAL☆KOJI(TEAM ANIMAL)とAKIRA Jr(若獅子会館 総本部)のクルーザー級対決は、初参戦のAKIRAが2ラウンド開始早々、ANIMALに左・右・左と強烈な三連打を浴びせ、失神KOで衝撃のデビューを飾った。

 破天荒な野獣として異彩を放つANIMAL☆KOJIと経営者兼ファイターで初参戦のAKIRA。下馬評ではANIMALの“絶対優位”だったが、戦前、AKIRAも柔らかい物腰ながら「少し躾をしなければ」と相手を挑発していた。

 1ラウンド、ANIMALがローやパンチを織りまぜ、意外にも冷静な試合運びを見せるとAKIRAも長いリーチを活かしパンチを当てに行く。互いに攻め手を欠く中でこのラウンドを終えたが、迎えた第2ラウンドに場内が騒然となる劇的なエンディングが待っていた。

「音ヤバかった」重量級で“大の字”失神KO 勝者が咄嗟の応急処置に「蘇生してる」「優しい」称賛の声相次ぐ
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 2ラウンド、AKIRAは前ラウンドで掴みかけたロングリーチを活かしたパンチを繰り出していく。伸びるストレートが何発か当たったところで、力強い右ストレートを一閃。これにグラついたANIMALに対して、左、右、左とフルスイングでパンチを打ち抜くと、これらが“ことごとく”ANIMALの顔面を捉え、ANIMALはたまらず天を仰ぐように大の字になって後方に崩れ落ちた。

「バキッ、バシッ、バキッ」とどれも鈍い音のパンチがクリーンヒット。一発でも大ダメージを負いかねない重量級の戦いで、致命的な三連発。ANIMALも気力で起き上がろうとするが、視点は定まらずに立ち上がる力はない。カッと目を見開き、上体を起こすもレフェリーに抱えられるようにゴングを聞いた。

 衝撃的なKO劇にABEMAの視聴者も「音がヤバかった」「目が飛んでた」と絶句。一度は起きたものの力尽き、スーッと脱力・失神したANIMALの珍しいダウンシーンに「おいアニマル大丈夫か?」と心配の声も聞かれた。

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 その後、ゴングと同時に、リング内にはリングドクターやスタッフが集結。担架も運び込まれる物々しい雰囲気になったが、幸い、ANIMALは自分の力で立ち上がってリングを下りた。

 一方、K-1デビュー戦で衝撃デビューを飾ったAKIRAは、勝利を喜ぶように軽くポーズを取ると、神妙な面持ちで失神したANIMALに駆け寄ってメディカルスタッフの救護に手を貸し、足を上げる応急処置に自ら参加。そんな気遣いが功を奏してか、ANIMALもすぐに立ち上がり、周囲はホッと胸を撫で下ろした。

 そんなAKIRAが勝利そっちのけで見せた咄嗟の気遣いに対して、視聴者からは「AKIRA選手紳士だな」「蘇生してる」「優しい」など、称賛の声が相次いで寄せられていた。

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