8月10日に行われた北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズの一戦で、日本ハム・杉谷拳士が披露したファインプレーと、その後に見せた“執念の猛アピール”について、野球通として知られるお笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右がコメントした。
0-0で迎えた2回表・西武の攻撃、1死一塁、打者は7番・愛斗という場面で、フルカウントからの6球目、一塁走者の栗山巧がスタート。その際、セカンドの杉谷が二塁へカバーに入ったが、送球がショート方向へと若干逸れたため、体がベースから離れるかたちでの捕球に。すぐさまグラブを伸ばしてタッチアウトを狙ったが、塁審の判定はセーフとなった。
しかしこの判定に納得がいかない様子の杉谷は、倒れ込み、グラブにボールを挟んだままで、ベンチ側へ手を振って猛アピール。これを受けてベンチがリクエストすると、リプレー検証の結果、栗山はタッチアウトと判定が覆った。
この杉谷のプレーに藤田は「逆を突かれちゃってるけど、うまく止めましたよね。だいぶファインプレーです。体が流れてるのに腕をベースの向こうに持っていかないといけない、下手したら筋やっちゃうぐらいのプレーですよ」と、捕球もさることながら、その後の複雑な流れも見事にこなした杉谷を称賛した。（ABEMA『バズ！パ・リーグ』）
