「40万円の18回パックで、まだ5回しか行けてないのに」…「脱毛ラボ」運営会社が突然の破産、契約していた大学生の後悔
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 脱毛サロン「脱毛ラボ」を運営するセドナエンタープライズが26日、破産手続き開始、倒産した。全国に80店舗以上を展開していた時期もあった「脱毛ラボ」だが、コロナ禍の影響や今年3月には家庭用脱毛器の広告が景品表示法違反で再発防止命令を受けたこともあり、契約者数が伸び悩んでいたという。

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「40万円の18回パックで、まだ5回しか行けてないのに」…「脱毛ラボ」運営会社が突然の破産、契約していた大学生の後悔

 そんな中、セドナエンタープライズは「未消化分の施術代の返還請求権については、直ちに返還することはできない」としており、“通い放題”や“月額定額制”といった料金プランの契約者たちから悲鳴が上がっている。“全身18回”の40万円コースを契約していた大学生の山田さん(仮名)も、その一人だ。

 「私は肌が弱いので医療脱毛ができなかったが、学生のうちに脱毛を終えたくて、他のサロンよりも料金が安く、店舗も多いので2週間に1回のペースで施術を受けることができるという脱毛ラボを選んだ。評判が良かったし、芸能人がモデルの広告もたくさん出ていたこともあった。

 18回パックは他のパックよりも単価が安く、しかも予約が取りやすいと聞いて契約したが、実際はそうではなかった。契約解除をしようかなと考えたこともあったが、お金がかかると言われ、ここまで来てしまった。7月の施術の時にも12月まで予約が埋まってしまっていると言われ、結局、5回しか行けていない」(山田さん)。

「40万円の18回パックで、まだ5回しか行けてないのに」…「脱毛ラボ」運営会社が突然の破産、契約していた大学生の後悔

 そんな中で届いた、突然の破産手続き開始の連絡。

 「27日の15時過ぎくらいに、“これから破産の手続きをしていきます”という内容のメールが来て、16時過ぎくらい“手続きが始まりました”というメールが届いた。ただ、詳細はホームページに飛ばされるだけで、特に今後についての案内はなかった。

 クレジット会社とお話をさせていただいたが、今後の方針は決まっていないものの、ローンの支払いは続ける義務があるということだった。とにかく来月分の支払いは止めてもらえないかと、29日に消費者センターに相談し、抗弁書をこれから提出しようと思う」(山田さん)。

■“もう一回来ます”と言い出せる勇気を持つ必要があったのかな

「40万円の18回パックで、まだ5回しか行けてないのに」…「脱毛ラボ」運営会社が突然の破産、契約していた大学生の後悔

 「BlackDiamond」リーダーのあおちゃんぺは「予約が取れないというのはよく聞く話で、やっぱりサブスクは店舗型と相性が悪いと思う。なるべく都度払いのところを選ぶべきだと思う」とコメント、歌手でモデルの當間ローズは「知り合いにサブスクの脱毛サロンを経営している方がいらっしゃるが、そこでは1店舗あたりのお客さんを制限しているようだ。今は業界が人材不足ということもあるし、どこかの段階でこうなることも分かっていたのではないか…」と話す。

「40万円の18回パックで、まだ5回しか行けてないのに」…「脱毛ラボ」運営会社が突然の破産、契約していた大学生の後悔

 今回の問題について、YouTubeチャンネル『弁護士かとう【交渉人】』も運営する加藤幸英弁護士は「実は私の親族が元従業員で、その元同僚の話によれば、一部で賃金未払いがあったということだが、経営状態が危ないということが従業員に伝わると、もう一気に倒産させるしかなくなってしまうので、極秘に進めていったということだと思う」と話す。

「40万円の18回パックで、まだ5回しか行けてないのに」…「脱毛ラボ」運営会社が突然の破産、契約していた大学生の後悔

 「以前、大手の旅行会社『てるみくらぶ』の問題があったが、あのように悪質な事案であれば警察が動くこともあるが、最初から騙そうという気があったことが明らかでなければ事件にするのは難しいだろう。

 また、脱毛ラボの運営会社と、分割払いの契約をしたローン会社は別会社であって、ローン会社からはすでに立替払いで運営会社に全額が支払い済である可能性が高い。脱毛ラボが潰れてしまったからといって、ローン会社は生きているので、請求は止まらない。

 ただし、判例などの積み重ねや、割賦販売法によって、契約から支払いまで2カ月以上が空いているのであれば、未消化の部分については、ラボへの主張がローン会社にも抗弁として使えるだろう」(加藤弁護士)。

 他のサロンが破産したケースがあることは知っていたが、まさか自分が、と驚いたという山田さん。「脱毛ラボの方からは“破産はしません”と言われていたので、それも踏まえて選んだ。ただ、どんどん契約に進んでいってしまったところもあったので、断る勇気とか、“家で考えてからもう一回来ます”と言い出せる勇気を持つ必要があったのかな」と後悔を滲ませた。(『ABEMA Prime』より)

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