永瀬拓矢王座VS豊島将之九段 異例のハイペースですでに93手!局面は終盤戦に突入/将棋・王座戦五番勝負第2局 将棋永瀬拓矢,豊島将之 2022/09/13 12:16 拡大する 将棋の永瀬拓矢王座(30)に豊島将之九段(32)が挑戦する第70期王座戦五番勝負は9月13日、愛知県名古屋市「名古屋マリオットアソシアホテル」で第2局の対局を行っている。異例のスピード感で指し進められ、局面はすでに終盤戦。形勢はほぼ互角を保っており、午後からどのような展開となるか注目が集まっている。【動画】ハイスピードな展開に驚く解説棋士 誰もが予想しない異例の展開となった。豊島九段の先手番で始まった本局は、角換わり腰掛け銀の戦型に。互いに持ち時間を減らさず、早いスピードで指し進めていた。しかし、一向に手が止まる様子がない。今年3月に行われた第47期棋王戦五番勝負第3局で渡辺明棋王(名人、38)対永瀬王座戦の変化手順とあり、両者ともに研究を深めていたようだ。すでに局面は終盤戦。昼食休憩時点で93手まで進行した。ABEMAの中継に出演した飯島栄治八段(42)は「異常な将棋で見たことがない。ここまでしないと勝てない時代なのか…。未来の将棋で、新時代の始まりを感じる」と驚きの声を上げていた。 続きを読む