将棋の順位戦B級1組6回戦が9月29日に行われ、羽生善治九段(52)と澤田真吾七段(30)が午前10時から対局中だ。本局は澤田七段の先手番で、戦型は「相掛かり」となった。
本局は今年6月、名古屋駅前の複合商業施設内に新設された「名古屋将棋対局場」で行われている。羽生九段にとっては初、東海地区に拠点を置く澤田七段は4回目の対局だ。
澤田七段の先手で始まった本局は、「相掛かり」の戦型に。序盤は速いペースで進行し、早くも先手の飛車が成り込む激しい展開となっている。ABEMAの中継に出演した長谷部浩平四段(28)は、「過去(5月30日の棋王戦コナミグループ杯予選)に、伊藤匠五段と同形を指したことがある。後手をもって指しましたが、先手が厚くてじわじわと先手にリードを拡大されてしまった」と振り返っていた。
ABEMAの「SHOGI AI」は互角を表示。前例を元に両者がどのような構想を用意しているか、午後の戦いに注目が集まっている。持ち時間は各6時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
羽生善治九段・澤田真吾七段 味噌串かつ弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲澤田真吾七段 5時間29分(消費31分)
△羽生善治九段 4時間32分(消費1時間28分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)