【MLB】エンゼルス4-2アスレチックス(9月29日・日本時間30日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、あと少しでノーヒットノーラン達成という好投で15勝目を挙げた。8回2アウト、しかも相手打者を2ストライクと追い込んでから打たれた内野を強襲するヒットにファンからも残念がる声が上がったが、その直後に大谷が見せた仲間であり22歳の野手を気遣う振る舞いに注目が集まった。
大谷は1回、先頭打者に四球を与えるもその後併殺に打ち取り、この回を3人で終えるとリズムに乗る。その後は毎回相手打線を3人で抑え、8回2アウトまで被安打0の快投を続けた。8回3人目のバッターも2ストライクと追い込んだ大谷だったが、この日の95球目の変化球をバットに当てられると、打球はショートの左に飛ぶ。これにショートを守るルーキーのソトが追いつくも弾いてしまい、結果センターに抜けるヒットとなった。
捕球ミスではないものの惜しい形でノーヒットが途切れ、スタンドからは一瞬落胆の声が漏れたが、すぐにここまでの大谷の好投に対するスタンディングオベーションに変わった。そして大谷もキャッチャーのスタッシに対し「ごめん、ちょっと甘く入っちゃった」と謝っているように言葉をかけると、後方を振り返り、ソトに向かって笑顔を見せる。そして「集中し直そう」と言っているようなジェスチャーをすると、再度スタッシにも同様のジェスチャーを見せた。
自身は落胆の素振りも見せることなく、打球を捕れなかった22歳の若者を気遣うように笑顔で集中を促した大谷に、ABEMAの視聴者も「いい笑顔だ」「切り替えだな」「大谷切り替えが早い。かっこよすぎてワケがわからん」と称賛のコメントを送る。大記録こそならなかったが、見る人の心を動かすような大谷のピッチングに「それでもすげぇぇぇぞ!!!」「やべーなんか泣けてくる」「感動をありがとう大谷!」といった声が殺到していた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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