Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」の開幕戦にあたる10月3日の第1試合に出場する4選手を発表した。3チームが初年度のドラフト1位選手、U-NEXT Piratesからは今期の前のドラフト会議で1位指名された鈴木優(最高位戦)が出場。試合数も増えた長期リーグが、いよいよ開幕する。
長い戦いのスタートとなる開幕戦は94分の1という考えた方もあるが、やはり幸先のいい白星は欲しいところ。U-NEXT Piratesは、その舞台をルーキー鈴木優に託した。所属団体の最高峰タイトル・最高位の現保持者で実績は十分。監督からの開幕戦起用にひるむことなく、持ち前の攻撃的な麻雀を貫く構えだ。
鈴木優の出場で俄然盛り上がったのが、セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)との“師弟対決”。弟子である魚谷が先にMリーグ入りし、MVPも獲得するなど活躍。この大舞台では迎え撃つ立場になる。昨期チームは2度目の準優勝で、今期こそ悲願の初優勝を目指すが、本人にとっても師匠を打ち破っての初勝利が勢いをつけるにはうってつけだ。
KONAMI麻雀格闘倶楽部からは昨期、満足いく成績を残せなかった佐々木寿人(連盟)が開幕戦を務める。ファンミーティングでも支持を受けたこともあり、昨期果たせなかった「卓上を焼き尽くす」ような麻雀を、開幕から発揮できるか。
昨期、屈辱の最下位に沈んだTEAM雷電からは萩原聖人(連盟)が出場する。チームは今期ファイナルシリーズに進出できなければ、メンバー入れ替えが発生する土俵際。昨期は開幕から連勝したものの、その後は転げ落ちるように順位を下げたが、今期こそは本物の開幕ダッシュを決める。
【10月3日第1試合】
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人 昨期個人20位
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦) 初出場
セガサミーフェニックス・魚谷侑未 昨期個人21位
TEAM雷電・萩原聖人(連盟) 昨期個人31位
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





