プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月3日の第2試合、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)が、今期1号となる役満・四暗刻をアガるなどして、トップを取った。Mリーグでは通算17度目となる役満で、伊達自身は初。年々注目度が上がるリーグにおいて、開幕日からいきなり“麻雀の華”でもある役満が出たことで、Twitterのトレンドにも複数のワードが並ぶなど大盛り上がり。これに拍車をかけたのが、伊達の四暗刻がローカルルールでは役満にされている「四連刻」だったからだ。
状況は南2局。序盤でタンヤオ・一盃口のテンパイを入れた伊達だったが、高目を追求してこれを拒否。最終的には変則三面張ながら二万と5筒のどちらかをツモれば役満・四暗刻で、しかも2種とも山に2牌ずつ残るという最高の状況になり、熱血実況で知られる日吉辰哉(連盟)も既に確信、観念したように「これはツモります」と連呼すること状況になっていた。
ファンも実況に誘われるように、役満成就の瞬間を今か今かと待っていると、昨期は10万5500点というリーグ史上最高打点も記録した伊達は、期待に応えて9巡目に5筒をツモアガリ。3万2000点を得ると、ネットを中心にコメントが殺到し、Twitterのトレンドにも「Mリーグ」「伊達ちゃん」といったワードがランクインした。
開幕日から出た役満に沸く中、アガリの形を見て気づいたファンが指摘を始めたのがピンズの状況だ。3筒から6筒まで、きれいに暗刻が4つ並んでいた。これがローカルルールでは役満になることもある「四連刻」。暗刻を4つ揃えるだけで役満となるが、同じ牌種でしかも数が並んでいるという、発生確率も天文学的なアガリとなっていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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