「また打たれた!?」大谷翔平に過去2被弾の投手、大飛球に完全な“やられた顔”大慌てで振り返る珍場面
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【MLB】アスレチックス2-1エンゼルス(10月4日・日本時間5日/オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、6回の第3打席にセンターへ大きな飛球を放った。3回の第2打席には右上腕に死球を受け、心配の声も出ていた中、影響を感じさせない大飛球となったが、これに肝を冷やしたのがアスレチックス先発のアービン。打球音が響いた瞬間、大慌てで打球の行方を見るように振り返ると、その表情は完全に“やられた”といったものだった。

【映像】大谷翔平の大打球に「やられた」顔になった相手投手

 大谷してみれば快音だが、アービンにしてみれば実に耳に残る嫌な音だろう。大谷はアービンを得意にしており、前日までの対戦成績では25打数8安打2本塁打、打率.320と好相性だった。ここまで18試合連続安打と打撃好調だけに、対アービンでもヒット、さらにはホームランが期待されたところ、第1打席は詰まったあたりのレフトフライ。第2打席は初球の変化球がすっぽ抜けたところが大谷の右上腕に直撃。すぐさま大谷がしゃがみ込み球場全体が騒然としたが、大事には至らず第3打席に入っていた。

 第3打席は初球、カーブから入ったアービンだが、2球目もカーブを投じると、大谷は真ん中低めに落ちてきたところを体勢を低くしながらも、うまくすくい上げるように打ち、これがセンター方向への大飛球に。飛距離は378フィート(115.2メートル)とライトかレフト、どちらかに偏った方向に飛べばフェンスオーバーという大きな当たりになっていた。

 結果的には右中間の深いところでセンターのパチェが捕りフライアウトになったが、打たれた瞬間のアービンの心中、表情はまるでホームランでも打たれたかのようなもの。振り返った時の顔が中継カメラにも映り込んだが、大きく口を開けて「やられた」という顔だった。過去、2本打たれたホームランはいずれも変化球だっただけに、アービンにしても、この時の感覚が一瞬でフラッシュバックしたのかもしれない。

 なお大谷が10回の第5打席で再びセンターへの大飛球を放ったが、アスレチックスの5番手パックも、打たれた瞬間同じように振り返り、口を大きく開けていた。どんな投手でも大谷の快音を聞けば、似たリアクションになるようだ。
ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】大谷翔平の大打球に「やられた」顔になった相手投手
【映像】大谷翔平の大打球に「やられた」顔になった相手投手
【映像】死球が右腕を直撃しうずくまる大谷翔平
【映像】死球が右腕を直撃しうずくまる大谷翔平
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【映像】大谷翔平の大打球に「やられた」顔になった相手投手