大谷翔平、シーズン最終戦で見せた驚異の“縦カット”「落ち方えぐい」「あんなの打てんよ」とファンが騒然
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【MLB】アスレチックス3-2エンゼルス(10月5日・日本時間6日/オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、5回1安打1失点6奪三振の内容で今季の最終登板を終えた。期待された16勝目には届かなかったが、28試合を投げて規定投球回に届く166回を投げて自己最多の15勝を達成。防御率2.33は、短縮シーズンを除けば日本人投手としては規定投球回に到達した中では、最高の成績だ。メジャー挑戦5年目で、投手では最高のシーズンを送ったが、最終戦で見せた投球の中でも新たな輝きを見せたのが鋭く落ちる“縦カット”。大谷を見守り続けたファンからも、続々と驚きの声が出るほどの変化量だった。

【映像】ファンも「えぐい」と驚くほど落ちた“縦カット”

 これまでの大谷と言えば、100マイル(161キロ)前後のストレート、鋭く落ちるスプリットの印象が強かったが、今季最も目立ったのがスライダー。縦、横と自在に投げ分け、変化の幅も変えることも可能で、今季奪った219個の三振の中で、このスライダーによるものも非常に多かった。さらにシーズン終盤に入ってからは新球種としてツーシームを採用。右打者の懐、さらには膝下に食い込むような軌道で、しかも球速はストレート並み。右打者からすればスライダーに対して踏み込もうとしたところ、ツーシームでえぐられるという、驚異の球種になっていた。

 そして今季の最終登板、ファンの度肝を抜いたのが“縦カット”だ。カットボール自体はこれまでも時折投げていたが、スライダーより曲がり幅を抑えたものとして使っていた。ところが5回の先頭、ディアスに対して追い込んでから投げたカットボールは、88.3マイル(142.1キロ)でほぼ真っすぐ、真ん中低めに向かって鋭く曲がり落ちた。一瞬、スプリットにも見間違えるほどで、落差は申し分なく、狙った通りに空振り三振を奪った。

 進化を続ける大谷の“縦カット”に対して、ファンの反応も驚きそのもの。「落ち方えぐい」「めちゃくちゃ落ちた」「カッターの軌道じゃねえ」「あんなの打てんよ」といったコメントが大量に寄せられていた。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)
 

【映像】ファンも「えぐい」と驚くほど落ちた“縦カット”
【映像】ファンも「えぐい」と驚くほど落ちた“縦カット”
【映像】大谷翔平、抜群のスライダーで三振を奪ったシーン
【映像】大谷翔平、抜群のスライダーで三振を奪ったシーン
【中継】大谷翔平は「3番・投手」で先発出場
【中継】大谷翔平は「3番・投手」で先発出場
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【映像】ファンも「えぐい」と驚くほど落ちた“縦カット”