将棋の藤井聡太竜王（王位、叡王、王将、棋聖、20）が10月7日、第35期竜王戦七番勝負で広瀬章人八段（35）と第1局を戦っている。振り駒の結果、先手番は挑戦者の広瀬八段に。開幕戦の戦型は「角換わり腰掛け銀」となった。
【中継】第35期 竜王戦 七番勝負 第一局 1日目 藤井聡太竜王 対 広瀬章人八段
タイトル戦での激突は初めての両者。約1年ぶり、公式戦7局目の対戦では「角換わり腰掛け銀」の戦型が志向された。互いに事前研究充分と、序盤戦は早いペースで指し進められ、盤上はすでに中盤戦に突入。藤井竜王は長い戦いに備えて、玉引きの一手を選択した。
ABEMAの中継に出演した真田圭一八段（50）は、「中盤の難所。ただ一方的に攻めたいというわけではないという藤井将棋の特徴が出た」と解説。さらに「相手に自由を与えても構わないと明確に手を渡したところだが、わずか9分の考慮で指されたということは研究なのか気になるところ」とコメントしていた。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王 牛香味焼丼
広瀬章人八段 蟹と茸のピラフ 蟹味噌風味、アイスコーヒー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲広瀬章人八段 6時間11分（消費1時間49分）
△藤井聡太竜王 6時間47分（消費1時間13分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
