期待のルーキー、デビューは上々の2着だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月7日の第1試合でU-NEXT Pirates・仲林圭(協会)がデビュー。2着でポイントを持ち返り、インタビューでは軽快な受け答えで視聴者の爆笑を誘った。
自団体のA1リーグでは圧倒的な成績を残し、發王戦で優勝したことでさらに注目を浴びてMリーグの舞台に駆け上がった仲林。ようやく迎えたこの日は東1局にご祝儀のような好配牌を手にすると、これを跳満に仕上げた。前評判通りの安定した実力で2着、しっかりポイントをゲットして、上々のデビュー戦を終えた。
インタビューに訪れた仲林は試合前の心境を振り返り「いやもう、バチバチに緊張しましたね」と告白。開幕前は「早く麻雀が打ちたい。麻雀で緊張することはないので」と豪語していた仲林もやはり人の子か、この舞台では勝手が違ったようだ。さらに「ガヤ(見ている方)でいるのとはちょっと違いますね」と大笑いすると、視聴者からも「ニッコニコw」「キャラ立っててエライ!」「アッハッハッハッハッ」「いいキャラしてんなw」と爆笑の声が多数寄せられた。
打ち回しにも光るものをしっかり見せた仲林。東4局1本場では、ライバルのリーチにドラの北を押してテンパイ取りに成功した。このシーンについて質問されると「1巡目2索で、4巡目に(ふたたび)2索手出しなんですよ。対子手が否定されるんですよね。七対子のケアをしなくて良くなったので、北が当たるときはシャンポンしかないので、そんなに当たらない」と読みを説明。この他の質問にも理路整然と答え、視聴者もこれには「めっちゃつよくね?」「へぇ~」「余裕があってとてもいい、強さを感じた」と驚いた様子。一通り説明をした後に仲林は「プロなんでね」としたり顔。再びコメント欄には爆笑が起こった。
次に狙うは初トップ。2着ながら強烈なインパクトを残したルーキーに、視聴者からの関心も高まるばかりだ。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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