麻雀プロ団体の1つ、日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」をかけたジャン王決定戦が10月8日に開幕、1日目は今期のA1リーグを堂々の1位で突破した浅井堂岐が卓内トップを取り、好スタートを切った。
浅井は現雀王でプロ麻雀リーグ「MリーグのKADOKAWAサクラナイツに入団した渋川難波、同じく今期から加入したU-NEXT Pirates・仲林圭、Mリーグで4年間揉まれた渋谷ABEMAS・松本吉弘というMリーガー3人との対決になった。1回戦を松本、2回戦仲林、3回戦を渋川と、3人がそれぞれトップを取る中、浅井はじっくりと3戦連続で2着を確保。4回戦でついに初トップを取ると、最終5回戦でも2着とし全連対と抜群の安定感で首位発進となった。「初日は良い結果で落ち着くことが出来ました。相手も強いのでこれからどうなるかわかりませんが見ていただく方に楽しんでもらえるよう頑張ります」と、団体最高峰タイトルをしっかり見据えていた。
【試合結果】
1位 浅井堂岐 +87.9
2位 仲林圭 +45.3
3位 渋川難波 ▲65.3
4位 松本吉弘 ▲67.9
◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のA1リーグ(14人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。
◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
(C)麻雀スリアロチャンネル