「SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2022」は10月9日、東日本予選Bブロックの対局を開始した。本棋戦はファン投票で東西3人ずつ選ばれ、残り3人ずつの出場枠を目指して予選が争われる。東日本予選の勝ち抜け2枠目に入るのは誰か。
東京予選Bブロックには33人が参加。このブロックには前年に予選勝ち抜けを果たした戸辺誠七段(36)、順位戦A級所属で名人3期の佐藤天彦九段(34)ら実績充分の強豪がひしめく。
注目は、王位1期の実績を誇る木村一基九段(49)だ。早指し団体戦の「第5回ABEMAトーナメント」では、斎藤慎太郎八段(29)率いるチーム斎藤の一員として準優勝となった。長時間から早指しまで各棋戦で好成績を残しており、この予選でも勝ち抜けの大本命と言える。
そのほか、島朗九段(59)、中村修九段(59)、丸山忠久九段(52)、藤井猛九段(52)、三浦弘行九段(48)、塚田泰明九段(57)、深浦康市九段(50)らタイトル獲得実績を持つベテラン強豪がズラリ。重厚な戦いが繰り広げられることは間違いない。
◆SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2022 ファン投票による選出(東西各3人)、予選(東西各3人)、決勝戦(東西各6人)によって構成される。12月下旬に開催予定の決勝では、個人戦と団体戦のポイント数で優勝チームを決定。対局は全て持ち時間なし、初手から1手30秒未満で行われる。先手・後手は振り駒で決める。
(ABEMA/将棋チャンネルより)