Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」10月13日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はU-NEXT Piratesの鈴木優(最高位戦)。今期からMリーグに参戦し既に2試合に出場したが、待望の初勝利には手が届いていない。3人いる新Mリーガーの中で、初勝利一番乗りを果たせるか。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsサクラナイツvs雷電vsPirates
鈴木優は、所属する最高位戦の最高峰タイトル「最高位」の現保持者で、現在は防衛に向けて決定戦を戦っている最中でもある。1戦目はラス、2戦目は2着と、少しずつMリーグでの成績も上向いており、本来の力が大舞台で発揮されつつある。時折、持ち味である攻撃的な姿勢も見せており、あとは指運次第だ。
ルーキーに簡単に初勝利をプレゼントしたくないのが、リーグ2年目のEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)。昨期はルーキーながら連投、連投と多くの試合に出場、結果も出したことでチームの信頼につながった。もともとMリーグ入りもオーディションを勝ち抜いた上でのドラフト指名でもあり、自分より後から入ってくるMリーガーに対しての意識も強い。太い腕から豪快なアガリで圧をかけ続ける。
昨期、初勝利に一番苦労したのがKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)。リーグ史上初めて、初勝利が越年するという苦労を味わったが、その後のポストシーズンでは悔しさをバネにして活躍。結果、涙の初優勝に貢献することになった。今期は早く初勝利を挙げて、連覇に向けてのムードメーカーにもなりたいところだ。
今期早々に軽やかなトップを取ったのはTEAM雷電・黒沢咲(連盟)。昨期はチームが記録的大敗を喫し、黒沢自身の成績も落ち込んだ。手を尽くそうにもどうにもならなかったシーズンを振り返れば、一度リセットされて始まった今期は実に身軽に感じることだろう。持ち味である高打点麻雀は、体験する誰にとっても脅威だ。
【10月13日第1試合】
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人5位 +71.2
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人17位 ▲16.6
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人6位 +68.3
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人27位 ▲59.0
【10月11日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +178.2(6/94)
2位 渋谷ABEMAS +174.2(6/94)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +60.5(6/94)
4位 セガサミーフェニックス ▲41.1(6/94)
5位 TEAM雷電 ▲56.2(6/94)
6位 EX風林火山 ▲88.4(6/94)
7位 赤坂ドリブンズ ▲104.5(6/94)
8位 U-NEXT Pirates ▲122.7(6/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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