お安いアガリは眼中なしセレブ・黒沢咲、高目追求の打ち回しにしびれるファンが続出「お嬢えっぐぅ！」「一撃で決めるんか」／麻雀・Mリーグ

　安いアガリに興味なし。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」第1試合、TEAM雷電・黒沢咲（連盟）が見せた高目追及の手作りがファンをしびれさせ、多くのコメントが寄せられた。

　南1局、5巡目。黒沢はドラの北を引くと、平和のイーシャンテンを崩して打二万。高目三色同順となるルートとドラの重なり、この両方を見据えた高打点追及の一打に出た。スピードダウンと引き換えに、跳満以上を狙える打点のメリット。メンゼンで高い手を作り、リーチでそれを完成させる黒沢ブランドだ。状況は自身がトップ目で、局消化にも価値がある。しかし“セレブ”が目指すはあくまで高み、そんな次元では勝負を捉えていないと言わんばかり。

　実況の日吉辰哉（連盟）は「ああ、シャンテン戻しだ！」とこれに反応、解説の河野直也（最高位戦）もまた「雀頭がなくなりますよ！やはり打点ですよね」と着目した。視聴者からも「ええ！？」「お嬢えっぐぅ！」「一撃で決めるんか」「やるかなーと思ったらやったわw」「チャンタ三色や」「セレブ打法」「黒沢は気楽に打ってくれ。観てて楽しい」「やばすぎるw」と驚きや賞賛、納得の声などさまざまな反応が寄せられた。

　その後、黒沢は一万を引いて三色同順が完成。KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）からリーチがかかるも、無筋の4索を一発で切り飛ばして宣戦布告だ。河野は「これですよね！」と感嘆の声を上げ、日吉も「（ドラの）北引くイメージあるんでしょうね！」と盛り上げる。視聴者も「強いw」「気持ちいいねcelebration」「さすがっすwww」「くぅぅぅ～面白い」と大興奮だ。結果はU-NEXT Pirates・鈴木優（最高位戦）が岡田へ放銃となりここまでとなったが、改めて黒沢らしい打ち筋がファンを魅了した一局だった。

※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ　2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）