1円玉の隣に押印された印影には、ハンコ屋さんからのメッセージが写っている。直径1.2cmの印鑑に87文字を刻む職人技に、Twitterでは「とてつもない技術」などと感嘆する声が上がっている。
投稿主は、島根県松江市で印鑑やゴム印などの製造販売を行う株式会社永江印祥堂(@nagaeinsyoudou)。「すごいの彫れた」というコメントとともに、印影と1円玉を並べた写真をTwitterに投稿した。直径2cmの1円玉よりも一回り小さい1.2cmの印影には、87文字のメッセージが写っている。
このツイートを見た人からは「とてつもない技術」「小さすぎて読めないッ!(褒め言葉)」「島根の小さなハンコ屋さんがすごい!!!」「販売するとしたらいくらぐらいになるのでしょう?」「これを綺麗に押せる自信がない ※押すのも難易度高いみたいですよ(公式より)」などと感嘆するコメントが殺到。投稿には20万件超えの“いいね”が寄せられ、大反響となっている(※数字は10月13日17時のデータ)。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』は永江印祥堂の担当者を取材した。
「文字の編集、彫刻するための編集、彫刻するための針の選定などすべてにおいて困難を要し、通常の印鑑の10倍の作業時間がかかりました」
この印鑑を作製した経緯について、「今までも文字数の多い印鑑を作製してまいりましたが、今回改めてどれくらいの文字数が彫れるのかに挑戦してみました」と説明。
投稿の反響には、「ここまでの反響を頂けるとは思わなかったので、びっくりしています。これからも皆さまの人生の大切な場面でお役に立ちたいと考えております」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)
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