東日本最後の代表枠は近藤誠也七段に決定!104手で広瀬章人八段に勝利/将棋オールスター予選Cブロック
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 「SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2022」の関西予選Cブロックが10月8日に行われ、近藤誠也七段(26)が広瀬章人八段(35)に勝利し、初の東西対抗戦出場を決めた。

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 2回戦からの出場だった近藤七段は、上村亘五段(35)、金井恒太六段(36)、西尾明七段(43)に勝利。準決勝では同じ所司和晴六段門下の石井健太郎六段(30)を破り、決勝戦に進出した。

 決勝の相手は、現在竜王挑戦中の広瀬八段。タイトル2期の経験を持つ強豪・広瀬八段の先手番で、戦型は「角換わり」となった。30秒将棋ながら、繊細な駆け引きを繰り広げじっくりとした戦いに。近藤七段は意を決して仕掛けると、中盤戦でペースを握ることに成功した。広瀬八段は守りの桂馬をぶつけて抵抗を試みるも、なかなか差は埋まらない。近藤七段はみるみるとリードを築き上げ、最後は流れるような寄せで広瀬八段に粘る間も与えず快勝を飾った。

 この結果で東日本地区代表は、ファン投票枠の永瀬拓矢王座(30)、羽生善治九段(52)、渡辺明名人(棋王、38)、予選勝ち抜けの横山泰明七段(41)、増田康宏六段(24)、近藤七段の6名に決まった。

◆SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2022 ファン投票による選出(東西各3人)、予選(東西各3人)、決勝戦(東西各6人)によって構成される。12月下旬に開催予定の決勝では、個人戦と団体戦のポイント数で優勝チームを決定。対局は全て持ち時間なし、初手から1手30秒未満で行われる。先手・後手は振り駒で決める。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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