Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」10月17日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はEX風林火山の松ヶ瀬隆弥（RMU）。先日、プレイヤー解説として中継番組に出演した際、幸運に恵まれた選手の様子に「ダメだよ！」「ずるいよ」とボヤキを連発。今度は自分の番とばかりに、好配牌ラッシュを引き入れることはできるか。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsコナミvsABEMAS vsPirates
松ヶ瀬は14日に行われた試合で解説を務めたが渋谷ABEMAS・白鳥翔（連盟）が配牌時点でドラ3が2回、第1ツモでドラ3になるのが1回と、開局早々にドラ3を手にする様子をしっかりと見ていた。序盤でドラ3を持つとなればMリーガーならばチャンスを逃すはずもなく、白鳥は悠々とトップ。松ヶ瀬もドラ3を3回とまではいかずとも、ドラ入りの好配牌が来れば、今期2勝目までの距離がぐっと縮まる。
今最も幸運に恵まれたいと思っているだろうチームがU-NEXT Pirates。まだシーズンも序盤中の序盤ながら、▲190.0で8チーム中最下位というのは、開幕前に決めた「圧倒的に勝つ」という目標から大きく離れている。昨期のMVP瑞原明奈（最高位戦）は今期2戦目の登場で、控室の空気をガラリと変えるようなトップを持ち帰れるか。
追い風に乗っていいスタートを切っているのがKONAMI麻雀格闘倶楽部。大きくマイナスすることなく、出番が来る度にポイントを積み重ねている。滝沢和典（連盟）は今期3戦目の出場。既にチームメイトの佐々木寿人、伊達朱里紗（連盟）がトップを取っており、早めに初白星を挙げて心を落ち着けたい。
KONAMI麻雀格闘倶楽部以上に順風満帆なのが渋谷ABEMAS。わずか8戦で＋337.4と開幕ダッシュを決めた。4選手全員が1勝以上を挙げており、年々深まるチーム愛もさらに強固になっている。ABEMAS愛が人一倍強い日向藍子（最高位戦）も過去最高のスタート。丁寧で、かつ攻める時は大胆な麻雀でまた勝てれば、試合後恒例のお辞儀も卓の下まで届くくらいに深くなる。
【10月17日第1試合】
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥（RMU）個人15位 ＋8.6
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典（連盟）個人16位 ＋6.4
渋谷ABEMAS・日向藍子（最高位戦）個人9位 ＋66.2
U-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）個人13位 ＋14.9
【10月14日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS ＋337.4（8/94）
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ＋174.2（8/94）
3位 KADOKAWAサクラナイツ ＋134.4（8/94）
4位 TEAM雷電 ＋23.1（8/94）
5位 セガサミーフェニックス ▲129.3（8/94）
6位 EX風林火山 ▲174.3（8/94）
7位 赤坂ドリブンズ ▲175.5（8/94）
8位 U-NEXT Pirates ▲190.0（8/94）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
