プリンスの居場所はそこじゃない!本田朋広、今期初勝利なるか 個人32人中31位からの反撃/麻雀・Mリーグ
【映像】ABEMAでみる

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」10月18日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は開幕から2戦2敗と苦しみ、個人32人中31位と低迷しているTEAM雷電・本田朋広(連盟)。昨期も苦しんだ通称「北陸の役満プリンス」が、華々しい役満を成し遂げる前に、まずは未来を切り開く1勝を目指す。

【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvsフェニックスvs雷電

 昨期からMリーグに参戦した本田は、開幕から続いた連勝にも加わり順調なスタートを切ったかに見えたが、最終的にはチームのマイナスポイントは4ケタを超え、本田個人としても大敗を喫した。思うような麻雀が打てず、またチーム戦であることへの意識が強くなりすぎたのかバランスも欠く悪循環だった。心機一転の新シーズンだが、ここまで2戦2敗と厳しいスタート。とにかくまずは1勝して心を落ち着かせたい。

 初勝利が欲しいといえば、本田以上の気持ちを持って卓に向かうのがKADOKAWAサクラナイツの渋川難波(協会)だ。昨期まで解説、今期からMリーガーになった渋川は、前評判通りの麻雀を展開し、デビューから2戦連続で2着。前回出場時は、アガリはしたものの強気のリーチならさらに加点し、トップも狙えたと悔やむほど目指すところも高い。トップクラスの実力者だけに「初勝利」のトンネルさえ抜けてしまえば、あとは加速していくはずだ。

 初勝利とともに、少しでも多くの試合に出たいと望むのは赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)。昨期、初めてレギュラーシーズンの個人成績がプラスで終わったが、4年目の今期は自身初戦でいきなり大きなラスを食らった。まだ2戦目とはいえ、頼もしい先輩3人がいるチームにおいて、マイナスが膨らむようだとまた試合出場の機会が減ってくる。活躍の場は、自ら勝ち取るのみだ。

 セガサミーフェニックスは、きっちりローテーションを守って4選手が2試合ずつ消化。魚谷侑未(連盟)がチーム内では初となる今期3戦目だ。近藤誠一、茅森早香(最高位戦)という頼れる2人が少しつまずいているところで、エース魚谷がプラスを稼いでいるのは大きなポイント。チーム全体が仕上がってくるまで、魚谷がしっかりと稼ぎ続ける。

【10月18日第1試合】

赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)28位 ▲86.0
KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(最高位戦)個人13位 +30.6
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)個人10位 +50.2
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人31位 ▲111.2

【10月17日終了時点での成績】

1位 渋谷ABEMAS +376.0(10/94)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +134.4(8/94)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +86.3(10/94)
4位 TEAM雷電 +23.1(8/94)
5位 セガサミーフェニックス ▲129.3(8/94)
6位 U-NEXT Pirates ▲153.8(10/94)
7位 EX風林火山  ▲161.2(10/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲175.5(8/94)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvsフェニックスvs雷電
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvsフェニックスvs雷電
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvsフェニックスvs雷電

プリンスの居場所はそこじゃない!本田朋広、今期初勝利なるか 個人32人中31位からの反撃/麻雀・Mリーグ

Mリーグ 配信情報まとめ
Mリーグ 配信情報まとめ