嫌なものは全部捨ててきた 本田朋広、2連続ラスからついに今季初勝利!「吹っ切れました」と晴れ晴れ笑顔/麻雀・Mリーグ
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 その打ち筋に迷いはなかった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月18日の第1試合で、TEAM雷電の本田朋広(連盟)が嬉しい今季初勝利。勝利者インタビューで晴れ晴れとした笑顔を見せた。

【映像】爽やかな笑顔で決めポーズをする本田朋広

 Mリーガー2年目のイケメンはこの日、トレードマークの茶髪を黒髪に染め、ピアスも外した。ルーキーイヤーの昨年は個人成績▲307.8ポイントの32人中28位と大苦戦。今期も開幕から2連続で4着と、Mリーグの厳しさを痛感した。同じく昨年は個人成績▲405.5ポイントの32位と絶不調だったチームメイトで先輩の瀬戸熊直樹(連盟)が「昨年度に全てを失った。今シーズンは初心に戻って、上を目指して麻雀を打つ」とゼロからのスタートを切ったように、本田も心機一転で再スタート。起家からセガサミーフェニックスの魚谷侑未(連盟)、本田、赤坂ドリブンズの丸山奏子(最高位戦)、KADOKAWAサクラナイツの渋川難波(協会)の並びで始まった当試合は、本来の実力を遺憾なく発揮させた。

 まずは自身が親の東2局、早々に白を鳴いた丸山がピンズの染め手に走る中、ドラの8筒を迷いなく放出。その次順にテンパイしてリーチをかけると、これを瞬時にツモってリーチ・一発・ツモ・タンヤオ・平和・赤・ドラの跳満・1万8000点を奪取した。親の丸山が8巡目でリーチをかけた東3局2本場を發のみの1000点(+600点、供託2000点)でかわした本田は、親の南2局1本場でタンヤオ・赤・ドラの6000点(+300点、供託2000点)、南2局2本場でリーチ・赤の3900点(+600点)と、その後も着実に加点。攻守のバランスに優れた闘牌を見せ続け、危なげなく逃げ切りを決めた。

 「チームの雰囲気がいいんで、足を引っ張りたくなかった。瀬戸熊さんの気持ちだったり、雰囲気がすごいんで、絶対に負けられないなと思った」。勝利者インタビューで先輩の名を挙げた本田は、「吹っ切れましたね」と快勝に笑顔。茶髪やピアスをやめたことについては「余計なことをごちゃごちゃ考えずに、真面目にいこうかな。真面目キャラでいこうかな」とし、麻雀への専念を誓った。この勝利でチームは一時、4位から2位に浮上。「まだたった1勝なんで、1勝で優勝できるわけないんで、これからも勝ちを積み上げていくんで、応援よろしくお願いします」。自信を取り戻したプリンスが、今期はチームを優勝へと導く。

【第1試合結果】

1着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)5万4600点/+74.6
2着 セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)2万3900点/+3.9
3着 赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)1万2200点/▲27.8
4着 KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)9300点/▲50.7

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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