【プレミアリーグ】ブライトン0-0ノッティンガム・フォレスト(日本時間10月19日/アメックス・スタジアム)
悪質ファウルに対して、ABEMAの解説・粕谷秀樹氏が持論を展開。ブライトンのカウンターに対して、ノッティンガム・フォレストのスイス代表・フロイラーが手を使って相手を投げ倒した場面で「最初からボールに行く気がないのでレッドでいい」とそのプレーを非難した。
ブライトンのホームに乗り込んだ最下位ノッティンガム・フォレストは、相手の猛攻になんとか耐え続け、0-0で試合終盤を迎えた。ブライトンの迫力のある攻撃陣に対して、ファウルで止めるより他ないといったシーンも目立っていた84分。またしてもファウルで止めてしまった。
ブライトン陣内でボールを奪われたノッティンガム・フォレストは、左サイドからガーナ代表・ランプティのスピードあるカウンターを許してしまう。これに対峙したフロイラーは、相手の加速の前に置き去りにされ、後ろから追いすがる形になると、たまらず手を使ってファウル。両手で相手の肩につかみかかって投げ倒す“悪質ファウル”には即刻、主審からイエローカードが提示された。警告覚悟のいわゆる、“プロフェッショナルファウル”だ。
これを見たABEMAの解説・粕谷秀樹氏は「ルール上はイエローなんですけど、最初からボールに行く気はないのでレッドでいいと思います。技量じゃなくて、あのプレーで止めてもピッチに残れるので、止めたもん勝ちですよね」と自身の見解を示す。
さらに粕谷氏は「ああいうプレーはフットボールの醍醐味を思い切り損なう」と話し、「ルール改正して、5分間の退場など他の競技のルールを取り入れてもいいんじゃないかと思いますね」と、ラグビーの「シンビン」や、アイスホッケーの「ペナルティボックス」のように、一時退席させられる罰則を参考にした“新ルール導入”を提唱した。
試合は、ノッティンガム・フォレストがそのまま守り切って、スコアレスドロー。日本代表・三苫薫も怪我のために欠場となったブライトンにとっては、“痛い”勝ち点1となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)