【プレミアリーグ】ブライトン0-0ノッティンガム・フォレスト(日本時間10月19日/アメックス・スタジアム)
連動したプレスからボールを奪ってカウンターの絶好のチャンスとなるはずが、主審のホイッスルによってチャンスの芽を摘まれたブライトンの選手やサポーターが激怒。解説が「この段階で止めちゃうとね…」と、選手たちの気持ちを思いやる一幕があった。
問題の場面には1つの伏線があった。38分、イングランド人DFウェブスターがボールを奪おうとスライディングで伸ばした左足が、ウェールズ代表FWジョンソンの右足を捉えていた。ジョンソンは痛がりながらもすぐにプレーを再開させていたため、問題はなかったように思われた。
そして迎えた40分、ブライトンはエクアドル代表MFカイセドとアルゼンチン代表MFマクアリスターが、連動したプレスからボールを奪いカウンターに移行。先制の絶好機を迎えるかと思われた次の瞬間、まさかのホイッスルが吹かれ、ブライトンのチャンスの芽が摘まれる形となった。
この場面、先ほどのプレーで足を痛めていたジョンソンが座ってプレーを中断していたため、レフェリーは笛を吹いてプレーを止める判断を下していた。とはいえ、ブライトン側にとっては納得が行かない判定。すぐに選手たちが主審のもとに駆け寄って異議を申し立てた。
一連のプレーにABEMA解説を務めた粕谷秀樹氏も「この段階で止めちゃうとね…。マイボールのチームは怒りますよね。止めるタイミングとしてはどうなんでしょうか」と、レフェリーの判定に苦言を呈した。
その後も最下位に沈むノッティンガム・フォレストを圧倒するブライトンだったが、イングランド代表GKヘンダーソンの牙城を崩せず、スコアレスドローに終わった。これでブライトンは、デ・ゼルビ新監督の下、プレミアリーグで4試合を戦い2分2敗と未だ勝ち星なし。なお、前節のブレントフォード戦で負傷した日本代表MF三笘薫はベンチ外となっている。(ABEMA/プレミアリーグ)