そんなことまで読めちゃうの!?プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月 21日の第2試合で、解説が選手の打牌選択に加えて“表情読み”も的中。神レベルの精度に視聴者や実況が大いに沸く一幕があった。
話題のシーンは南1局、セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)が6巡目に先制リーチ。その直前、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)がタンヤオ・平和の手を目指してダブ南の対子落としを始めていた。
これを見て解説の石橋伸洋(最高位戦)が即座に「これでね、一発でおそらく松ヶ瀬が(対子落としの2枚目の)南を切るんですけど、多井がすごい顔すると思うんですよ」と“予言”。これに実況の小林未沙が「そこまで予想している石橋さん!」と掛け合うと、石橋は「『(その前に切った)1筒はツモ切りだったよな、てことは…』」と続け、松ヶ瀬が南を手出しすると、多井は石橋の読み通り目を見開き、驚きの表情を浮かべた。小林は「あははは!」と爆笑、石橋は「ね!?」と誇らしげ。
まさに言った通りとなった展開にファンも「おもろすぐるw」「エスパーかよ」「コントやんけww」「バッシーすごいやんw」「石橋有能www」と大盛り上がり。「よく見てますねさすが多井選手」と小林が脱帽すると、石橋は「こういうのは見逃さないですからね、あの南がツモ切りか手出しかって非常に大事なんで」と説明した。
選手を熟知する解説による、神レベルの“表情読み”に一同がびっくり、ますます対局に引き込まれていくというシーンだった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)