さらりと放った妙手に、思わず見る者も頷いた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月24日の第1試合で、イケメン雀士の工夫を凝らした捨て牌に対し、解説から意図が語られると、視聴者から大きな反響が集まった。
東3局1本場、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)は789の三色同順を狙う手格好。9巡目に八・九・九万とある形に八万を引くと、これをそっとツモ切り。さらに次巡目に一万を引くと、九万を手出しした。これについて園田は「六万・五万と外した後に、手の内から八万、九万を打つと『ペン七万を固定していたけど払った』みたいな感じに見えるじゃないですか。これはトラップですね」と説明した。
実況の日吉辰哉(連盟)が「なるほど、滝沢トラップ、発動してますか!ペン七万(待ちのテンパイ)になるのが理想の狙い」と掛け合うと、園田は「そうですね、将来ペン七万になったらなかなか(他家からは)止まらないですね」と続けた。
この一打と解説に視聴者からは「トラップスタンバイ!!」「セクシーだからしょうがない」「タッキーのトラップならかかりたい」「さすがソノケン、滝沢のことをわかってる」とさまざまな声が寄せられた。。
その後、滝沢は狙い通り手を進め、チャンタ・三色同順のペン七万待ちをダマテン。結果は惜しくも流局となったが、イケメン雀士のセクシーな河作りがファンの歓声を呼び、対局を盛り上げたという一幕だった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)








