Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」10月27日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)。リーグ最年長の実力者は今期、まだ本来の力を出せていない。同卓にはグラビアでも活動する女性選手2人が揃う中、艶やかさに目を奪われず強い近藤を取り戻せるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vsフェニックス
数々のタイトルを獲得してきた剛腕サウスポー・近藤も今年8月で59歳。50代最後のシーズンを迎えた。今期もチーム内では女性3人に囲まれる“お父さん”で、Mリーグにおける女性慣れは抜群。対戦相手に、トップクラスの人気を誇る女性選手が2人も現れても、麻雀に影響が出ることは全くないだろう。むしろ男女関係ない麻雀の魅力を出せる選手としての活躍が期待される。
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)も、柔和な雰囲気とたくましい雀風のギャップで女性ファンが多い選手の一人。麻雀教室でも女性の受講者が殺到する。また長年、アイドルによる麻雀番組の指南役を務めており、ビシッと麻雀の難しさ・厳しさを伝えるという意味では、うってつけの存在だ。
実績十分の先輩雀士2人に立ち向かう女性陣だが、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)はMリーグの荒波の揉まれながら成長してきた選手。勝負どころの一打に祈るように打っていたころから比べれば、今は実に堂々と打ち抜いている。モデル、タレントとして活躍する度胸の持ち主だけに、さらに向上する雀力と噛み合わされば、まだまだ伸びしろ十分だ。
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)は、岡田との写真集も含め、多くの媒体でグラビア活動を展開。どことなく柔らかな雰囲気で、周囲の人たちまでほっこりさせる空気の持ち主だ。前回登場時は苦戦ながらもオーラスの親で踏ん張り2着フィニッシュ。今期初勝利は目の前だ。
【10月27日第1試合】
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)個人20位 ▲37.9
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人13位 +17.5
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)個人14位 +15.1
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)個人32位 ▲117.8
【10月25日終了時点での成績】
1位 渋谷ABEMAS +416.8(14/94)
2位 KONAMI麻雀格闘俱楽部 +179.2(14/94)
3位 KADOKAWAサクラナイツ ▲3.7(14/94)
4位 TEAM雷電 ▲31.7(14/94)
5位 EX風林火山 ▲74.8(14/94)
6位 U-NEXT Pirates ▲95.2(14/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲169.2(14/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲221.4(14/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





