お願い、動かないで。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月28日の第2試合において、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)の表情に視聴者の注目が集まる一幕があった。
南2局1本場、多井が5・8筒待ちでリーチ。その後、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)がテンパイ取りのチー。このチーの際、多井はあからさまにそれを嫌がった。これに視聴者からは「タカハルいい顔してるぅ」「顔あっぷw」「そんな顔しないで」「泣きそうw」と多くのコメントが寄せられた。
その後は実況の小林未沙が「ツモがズレたことにより、どっちなんだ?ナイスチーなのか、やめてくれチーなのか」と多井のツモ牌に注目。これが空振りに終わると小林は「やめてくれチー、だったか」と、多井の気持ちを代弁した。
さらに局は続く。本来は多井がツモるはずの牌に、下家のU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)が手を伸ばした。小林が「ここに(多井のアガリ牌の)5・8筒が?」と着目すると、そこにはアガリ牌の5筒がひょっこり。これに驚いた小林と解説の土田浩翔(最高位戦)は「いーたー!」とハモって絶叫。「亜樹のチーにより多井のアガリ牌が流れた!」と小林が状況を伝えると、視聴者からは「いたーーーー!!」「あきちゃんナイスプレー」「くいながれたかw」と多くの反響が。
土田は「流せる牌を切った優が偉かったということですね」と、結果論ではあるものの、鈴木優の打牌に賛辞を送っていた。
今期、多井は旧知の仲である石橋伸洋(最高位戦)が解説を務めた試合で、“顔読み”を的中されてしまうなど、そのリアクションが注目されることも多い。ここでも鳴かれた際にあからさまにイヤそうな顔をして、視聴者の笑いや共感を誘っていた。
終盤のせめぎ合い、ライバルの動きでアガリ牌を食い流されたトッププロの表情と、その結末にファンが大興奮、試合の山場の一つとして大いに盛り上がった一幕だった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







