【プレミアリーグ】レスター0－1マンチェスター・シティ（日本時間10月29日／キング・パワー・スタジアム）
サッカーにおいて、チームや試合の状況によって得点の方法は多種多様だが、中にはたった一人の力でスタジアムの雰囲気すらも変えてしまうようなゴールを決めてしまう選手がいる。マンチェスターシティのベルギー代表MFデ・ブライネがレスター戦で決めたFKの場面は、まさに一人の力でスタジアム全体を掌握した瞬間だった。
【映像】これぞ完璧！スタジアムを掌握したデ・ブライネの圧巻FK
前半をスコアレスで折り返したマンチェスター・シティは48分、イングランド代表MFジャック・グリーリッシュが敵陣中央へボールを持ち運んでFKを獲得した。
ゴールからは約25mほどの位置だろうか。デ・ブライネの右足から放たれたボールはレスターの選手の壁を越えゴール左上隅へ。左右に揺れながら落ちたボールはポスト内側に当たり、見事な先制点が決まった。
この文句なしのゴールに、ABEMA解説の福西崇史氏も驚きのあまり「うぁうまい。これはすごい。これはちょっと取れないですね。無理です。蹴ってくるだろうとわかっていないと取れない」と言葉を漏らした。同じく実況の福田浩大氏も「oh, what a beautiful」と、現地リポーターさながらの反応でゴールを称えた。
今季屈指ビューティフルゴールを目撃したABEMA視聴者も「やばすぎ」「これは凄すぎるだろ」「世界クラスですわ」「一発で」「GKも無理やな」「完璧だよ、ブレて落ちて角」など、デ・ブライネのゴールを賞賛すると共に、GKを哀れむ声も見受けられた。
このゴールが決勝点となり、マンチェスター・シティが1-0の勝利を収め、暫定ながら首位に浮上した。今季プレミアリーグで既に17ゴールを記録しているエース、ノルウェー代表FWハーランドを負傷で欠いた中でも「王者の強さ」を見せつけ、翌日に試合を控える暫定2位のアーセナルにプレッシャーを掛けることに成功している。
（ABEMA／プレミアリーグ）
