「任せたぜ」「さあ、投げてくれ」イメージがずれた2人の名手が生んだ珍プレーに「なんてことだ」と頭を抱えるファン続出
番組をみる »

【MLB】アストロズ5-2フィリーズ(10月29日・日本時間30日/ヒューストン)

 決まれば華麗なコンビプレーのはずが、まさかの珍プレーに変わってしまった。8回2死一塁から、アストロズのショートを守るペーニャが二遊間のゴロをさばいた後、送球が苦しかったのかセカンドのアルトゥーベにトスして渡そうとしたが、これにアルトゥーベが気づかず正反対の方向を向いてしゃがみこみ、ボールは無情にも頭上を通過。本拠地のファンたちも思わず頭を抱えてしまった。

【映像】息の合ったコンビプレーのはずが珍プレーに(4分ごろ~)

 センターに向かって転がる二遊間のゴロは、セカンドもショートも目一杯に走って体を伸ばして捕ることもあり、その後に一塁へ送球することが難しいことも多い。メジャーリーグのスタープレイヤーたちであれば、わざわざ声を掛けて意思確認せずとも、自然と“パートナー”の意図を感じたプレーができるものだ。今回の打球はペーニャにはまだ余裕があったようにも見えたが、万全を期したのかより余裕があったアルトゥーベにトス。イメージ通りに進めば、これをアルトゥーベが素手で掴み、一塁に送球してアウトというものだった。

 ところがアルトゥーベも、ペーニャの守備力の高さを感じてか、そのまま投げるだろうと打球から目を切ってその場にしゃがみ込み、一塁方向に視線を変えていた。当然、ペーニャのトスには気づかず、次の瞬間には自分の頭上を通過したボールが目の前のグラウンドで弾んだ。

 普段は息ぴったりの2人だが、まさかの珍プレーを生んでしまい、しばし顔を見合わせることに。地元のファンは「なんてことだ」とばかりに頭を抱えてしまった。
ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】息の合ったコンビプレーのはずが珍プレーに(4分ごろ~)
【映像】息の合ったコンビプレーのはずが珍プレーに(4分ごろ~)
【映像】息の合ったコンビプレーのはずが珍プレーに(4分ごろ~)