日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第8節A卓が11月1日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、井出康平が卓内トップを取った。
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前節終了時点でリーグ15位の井出は、16人中下位4人までの降級圏内に取り込まれていたが、残留に向けて奮起すると1回戦から3戦連続で2着。最終4回戦には大きなトップを取る全連対の活躍で勝ち頭になると、残留へのボーダーラインに近づき、順位も暫定13位まで上げた。「調子が上がってきているのでまだ諦めませんよ。見ててください」と、口調も明るかった。
【試合結果】
1位 井出康平 +44.6
2位 和久津晶 +34.1
3位 ダンプ大橋 ▲16.2
4位 客野直 ▲62.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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