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 きのう、総合格闘家・朝倉未来がプロデューサーを務める1分1ラウンドで勝敗を決する格闘技イベント「Breaking Down6」(11月3日)の前日会見が都内で行われ、対戦者同士による口撃の末に、パイプ椅子殴打による出血の事態に発展し、波紋を呼んだ。一方、会見場が騒然となったこの非常事態において、流血を確認したグラドルが見せた咄嗟の気遣いに対して「この人はいい人」「この人はまとも」「好きになった」「血を拭ってあげてた」など称賛の声が寄せられる一幕があった。

【複数画像】グラドル仁義なき戦いの様子

 騒動は第16試合に予定されていた“会津のケンカ屋”こと久保田覚と元プロボクサーであるアドリブまさおのやり取りで起こった。突如激高した久保田がパイプ椅子を手にアドリブまさおに駆け寄ると、勢いそのままに殴打。後ろに転倒したアドリブまさおは左まぶたをカットし、鮮血を滴らせた。

「待って、血が出てる」

 場内騒然の中、アドリブまさおのもとに駆け寄ったのは、出場者であるフィットネス系Youtuberでグラドルの緒方友莉奈。緒方は咄嗟に自ら着ていたトレーナーの袖で血を拭うと「大丈夫? 冷やさないと」と優しく、落ち着いた様子で語りかけた。

パイプ椅子で流血騒動、グラドルの振る舞いに「この人はまとも」「好きになった」称賛の声続々
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 緒方は第13試合でグラビア兼ダンサー・みらたむとのグラドル対決が組まれており、オーディション時には飲酒した状態で参加したみらたむに暴行を受け、自らも左膝を負傷した経緯がある。

 前日会見後、そんな緒方がインタビューに応じると視聴者から称賛の声が続々。意気込みを聞かれた緒方は「猫パンチで秒殺したいと思います」と話し、猫パンチのシャドーまで披露。しかし、対戦後にみらたむとのノーサイドの握手をリクエストされたが「触りたくない」と拒否した。

 なお、流血騒動を受けて格闘家の平本蓮は「プロレスだとしても加減の知らない素人の乱闘とか危ないし、よくないと思います」と反応を見せたが、その後、朝倉未来は自身のYouTubeチャンネルを更新。騒動について説明、謝罪したうえで久保田の無期限出場停止処分に言及したが、負傷欠場となったアドリブまさおから久保田との対戦要求を受けたことから撤回。次回以降、この要望を受け入れると話した。

 この動画に出演したアドリブまさおは「覚さんにも大会にも怒りはない。すべてに対して有難うと思っている。皆さん勘違いしないでください。Breaking Downさん、覚さんのことを責めたりしないでください。何かあれば直接お話しするんで。よろしくお願いします」とコメント。さらに9月25日にプロデビュー戦が決まっていたものの、1カ月を切った段階でスパーリング中に右拳を骨折していたことも告白。

 そのコメントを受け朝倉は「ダメですよ。怪我したまま出てきたら。手術して2週間ですよね? それは無理しすぎですよ。万全の状態で試合を見たいので、2月によろしくお願いします」と話し、アドリブまさおも「よろしくお願いします」と応じた。

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【複数画像】グラドル仁義なき戦いの様子
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