来る11月20日、いよいよサッカーW杯カタール大会が開幕する。今から20年前、日本は初めての自国開催となった日韓大会で空前のサッカーフィーバーの中にいた。日本中が文字通り「サッカー一色」に染まった1カ月。その熱狂の渦の中心にいたのが日本代表キャプテン・宮本恒靖だ。象徴となったのは、黒いフェイスガード。海外メディアから「バットマン」と呼ばれ大きな話題を呼ぶことに。2つのW杯をキャプテンとして日本代表をけん引した“ツネ様”が語るW杯旋風の裏側と現役代表選手への思いとは――。