藤井聡太竜王VS稲葉陽八段 決勝進出をかけた注目の一戦 対局開始/将棋・JT杯
【映像】ABEMAでみる

 将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の準決勝第2局が11月6日、愛知県名古屋市の「ポートメッセなごや 第3展示館」で行われ、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と稲葉陽八段(34)が対局を開始した。振り駒の結果、先手は藤井竜王。勝者は初優勝をかけ、決勝戦で斎藤慎太郎八段(29)と対戦する。

【中継】2022年度「将棋日本シリーズ」準決勝第二局 藤井聡太竜王 対 稲葉陽八段

 藤井竜王は、2016年10月に四段昇段。第34期竜王(1組以上:1期)、順位戦A級(A級以上:1期)。タイトルは通算10期で、現在最多の五冠保持者だ。棋戦優勝は5回。現在、広瀬章人八段(35)を挑戦者に迎えた竜王位防衛戦七番勝負を戦っている。今期のJTプロ公式戦は2回戦からの登場で、“レジェンド”羽生善治九段(52)とのゴールデンカードを制しベスト4に。4年連続4回目の出場で、昨年は準優勝だった。今期こそJT杯を手にすることができるか、期待が高まっている。

 稲葉八段は、2008年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:6期)、順位戦A級(A級:6期)。タイトル獲得の経験こそないが名人挑戦歴があり、棋戦優勝2回の実績を持つ。今期のJTプロ公式戦は1回戦からの登場で、山崎隆之八段(41)、前年度覇者の豊島将之九段(32)を破りベスト4まで勝ち上がった。4年ぶり2度目の出場で、初優勝を目指す。

 両者の対戦成績は藤井竜王の4勝、稲葉八段の2勝で、いずれも相居飛車の戦型が採用された。藤井竜王が2年連続で決勝進出を決めるか、稲葉八段が初の頂上決戦に駒を進めるか、注目の一戦となっている。

 JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間。

ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】2022年度「将棋日本シリーズ」準決勝第二局 藤井聡太竜王 対 稲葉陽八段
【中継】2022年度「将棋日本シリーズ」準決勝第二局 藤井聡太竜王 対 稲葉陽八段
藤井聡太竜王VS稲葉陽八段 決勝進出をかけた注目の一戦 対局開始/将棋・JT杯
「初手お茶…じゃない!?」藤井聡太竜王の“新手”にファン「初めて見たかも」「お茶あるのに」とザワザワ/将棋・JT杯

藤井聡太竜王VS稲葉陽八段 決勝進出をかけた注目の一戦 対局開始/将棋・JT杯