将棋の第35期竜王戦七番勝負は11月8日、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と広瀬章人八段(35)が京都府福知山市の「福知山城 天守閣」で第4局の対局を行っている。対局1日目午後のおやつには、両者が地元産の「丹波栗」スイーツをチョイス。難所での糖分補給をはかった。
シリーズ第4局は1日目にして中盤の難所を迎えており、互いに1時間近い長考に沈むなど慎重に手を探っている。午後3時にはおやつの時間を迎え、藤井竜王が「モンブラン 丹波富士」と「冷たい紅茶」、広瀬八段が「王様のどら焼き 丹波の大粒栗」と「バナナミルク 福知山の蜂蜜入り」を注文した。
両者ともに地元産の旬の味覚・丹波栗を贅沢に使用した逸品。丹波栗は、みず菜、加茂なすなどの伝統野菜と「京のブランド産品」31品として認定されている京都を代表する食材だ。昼夜の気温差が美味しさを生み出すのヒミツとされており、甘味、独特の粘着性が丹波栗の特徴とされている。藤井竜王のモンブランは栗のペーストを細い金色の糸のように絞り、ふんわりと盛り付けられた美しい一品。広瀬八段のどら焼きには丹波大納言小豆餡で大粒の丹波栗が丸ごと1粒包まれており、皮が閉じられないほどのボリュームだった。
“相・丹波栗”のオーダーに、視聴者からは「うま聡太」「栗づくし」「3Dどら焼き」「きれいなモンブランねえ」「秋ですな」などの声が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)