将棋の第35期竜王戦七番勝負は11月8日、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と広瀬章人八段(35)が京都府福知山市の「福知山城 天守閣」で第4局の対局を行っている。ABEMAの中継には、塚田恵梨花女流初段(24)が出演。解説の合間には知られざる“棋士一家あるある”を披露し、視聴者から「加わりたいっす///」「うらやましい」といったコメントが寄せられた。
塚田女流初段は、塚田泰明九段(57)と高群佐知子女流四段(51)を両親に持つ棋士一家。自身も同じ道を志し、2014年10月に女流2級でプロデビューを果たした。父親譲りの攻め将棋が魅力で、女流順位戦ではB級に所属。人気、実力ともに急上昇中の女流棋士だ。現在の将棋界において、棋士または女流棋士で、両親がともに棋士であるのは塚田家が唯一の事例。解説の合間には、知られざる棋士一家の一コマを明かした。
コロナ禍前には、様々な就位式に家族で出席していた塚田家。就位式では記念品が渡されることも多く、「なんでも“×3”になっちゃうんです」となんとも羨ましい悩みを吐露した。さらには、将棋年鑑や将棋世界などの将棋関連書籍はそれぞれに1冊ずつ届くといい、「私がプロになる前は×2だったんですけど、×3になって一気に増えました。本棚がパンパンです」と明かした。
解説の佐藤慎一五段(40)から「では、×3で嬉しかったことは?」と素朴な疑問が投げかけられる場面も。女流棋戦の霧島酒造杯女流王将戦の就位式を振り返り、「お酒を3本頂いた時に嬉しかったです。父は毎日飲むくらいお酒が好きなので」と笑った。
なかなか知ることのできない棋士一家のエピソードに、ファンからは「使う用、保存用、布教用ですね!」「加わりたいっす///」「うらやましい」「1個ちょーだい」といった声が上がっていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





