将棋の第35期竜王戦七番勝負は11月9日、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と広瀬章人八段(35)が京都府福知山市の「福知山城 天守閣」で第4局2日目の対局を行っている。激しい中盤戦を経て、藤井竜王がリードを広げて終盤戦へ。どんなクライマックスが待っているのか、大きな注目を集めている。
広瀬八段が前日に封じた手は、飛車の頭に歩を打ち付ける一手。想定の範囲だったか、藤井竜王は1分で飛車をかわした。ここからリードを広げた藤井竜王だったが、広瀬八段もゆっくりした展開を許さず、激戦に。ABEMAの中継に出演した本田奎五段(25)は「選択肢が広い局面」とコメントしていた。
昼食休憩時点では、ABEMAの「SHOGI AI」はやや藤井竜王に傾いており、このまま初防衛に王手をかけるか、広瀬八段が終盤戦で反撃を仕掛けるか注目の展開となっている。
持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王 福知山産京地どりの親子丼、福知山産小麦が香る黄金麦茶(冷)
広瀬章人八段 肉のまち福知山特選牛すき焼き定食、福知山産小麦が香る黄金麦茶(冷)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太竜王 2時間26分(消費5時間34分)
広瀬章人八段 2時間51分(消費5時間9分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)