将棋の第35期竜王戦七番勝負は11月9日、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と広瀬章人八段(35)が京都府福知山市の「福知山城 天守閣」で第4局2日目の対局を行っている。ABEMAの中継には、現地から新聞解説を務める稲葉陽八段(34)が出演。武将・明智光秀の兜をかぶって登場し、視聴者を驚かせていた。
クールな対局姿勢が人気のトップ棋士が、武将コスプレを披露した。第4局の舞台は京都府福知山市の「福知山城」。1579年(天正7年)頃、丹波を平定した戦国武将・明智光秀が新たな拠点として築いた城とされている。竜王戦開催にぴったりな「竜ヶ城」の別名を持ち、2017年には「続日本100名城」にも選出されている。
そんな福知山城対局とあり、稲葉八段は明智光秀の兜をかぶって中継に出演。しかし、眼鏡にマスク、スーツを着用した何ともちぐはぐな姿に、視聴者からは「シュールだ…」「稲葉先生お疲れ様です!」「今日のMVP」「準備段階が見たい」「無茶振りワロタw」「だれーー??ww」「何事でござる!?」と驚きの声が上がっていた。
そんな視聴者の声を知ってか知らずか、稲葉八段は両対局者の表情や、現地の様子を淡々と冷静にレポート。対局前には藤井竜王、広瀬八段が豊富な食事&おやつメニューを楽しく眺めていた様子などを伝えいた。さらには視野の広い解説で今後の展開を予想し、ABEMAで解説を務める深浦康市九段(50)は「さすが、明智殿はスキがないのう…」、聞き手の竹部さゆり女流四段(44)は「稲葉先生から無敵感が漂っていますね」と感心の表情を見せていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





