毎週金曜日生放送の「ABEMA BOATRACE CRUISE『クロちゃんとクルーちゃん』」は、クルーちゃんと呼ばれる新人タレントたちが週替わりで3人出演し、ボートレース予想やバラエティー力で勝負する内容だ。それだけに、その新人タレントの成長には、MCの安田大サーカス・クロちゃんをはじめとするレギュラー陣にも感慨深いものがある。
11月11日生放送回では、アイドルグループ「アルテミスの翼」のカナコ・ケンタウロス、梅山涼、出口亜梨沙の3人が登場。最近では新人タレントたちが実際のレースに合わせて実況を入れるのが恒例で、番組指定第2レースではカナコ・ケンタウロスが挑戦した。カナコ・ケンタウロスは前回出演時、幼稚園教諭の免許を持っていることを告白。そのため、今回の実況では「できるか分かんないんですけど、(幼稚園の)先生風におしゃべりしたいと思います」とし、「今日、みんなが応援するのは…」と明るく優しい口調で出場選手を紹介した。
「応援する準備はできてるかな?」。続けてクロちゃんたちに問いかけたカナコ・ケンタウロスは、「手遊びで始めたいと思います」と、いきなり「始まるよ。始まるよ」と手遊び歌を開始。共演者たちが困惑する中、「始まるよ。始まるよ。始まるよ。始まるよ。1と1で忍者だよ。ニン」などと歌ううちにレースが始まり、その後は「1号艇がビューンとしております」などと実況した一方、最終的に再び歌い始めた際には「手はお膝」と終了のタイミングでピッタリとレースも終わるミラクルが起こり、スタジオには大きな笑いが巻き起こった。
また、番組後半での自己PRコーナーでは、UNIQLOで5年働いていたことを告げ、店内アナウンス風に自分を紹介。これには新人タレントたちのお手本役として生出演した元モーニング娘。の田中れいなも「いろんな面を持ってて、いいよね」と感心し、「殻を破って新しい特技を披露しています」と自ら発言したように、終始、新たな顔を見せ続けたカナコ・ケンタウロスには、クロちゃんクロちゃんも「殻を破ったね」「いいところが出てる」と感服の様子だった。
(ABEMA/BOATRACEチャンネルより)