【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ 1-2 ブレントフォードFC(日本時間11月12日/エティハド・スタジアム)
接触の瞬間、「やばい」と思った視聴者は多かったはずだ。スペイン代表DFラポルトが、CKの競り合いからピッチに大の字で倒れ込んだ。額から流血し、ピクリとも動かない。しかしその後、頭にテーピングを巻き試合に復帰すると、試合終了までハツラツとプレーを続ける不屈の精神を見せた。
【映像】流血のラポルト、頭にテーピングをグルグル巻きで試合復帰
流血を伴うプレーが起きたのは48分の場面。マンチェスター・シティのコーナーキックの際にスペイン代表DFアイメリク・ラポルトとジャマイカ代表DFイーサン・ピノックがペナルティーエリア内で接触。その際にピノックの右肘がラポルトの顔に入ってしまったのだ。
出血を伴うほどの勢いで接触したラポルトは立ち上がることができず、プレーは一旦ストップ。両チームの選手がメディカルチームを呼んで治療を行った。
ABEMAの実況の小林惇希氏は「出血がありますね。出血も心配ですけど脳震盪も心配ですね」とラポルトを心配していた。それでもこのスペイン代表DFは頭に包帯を巻いて57分にピッチに復帰。最終的にフル出場を果たした。
この流血のシーンにABEMA視聴者からは「額かー結構血出るとこだね」「痛い痛い」「流石に交代やろ」と心配な声が挙がった。テーピングで頭をグルグル巻きにしてピッチに復帰した。
プレー続行となったラポルトは、59分にベルギー代表MFデ・ブライネからのクロスボールをボックス内で胸トラップしてシュートに持ち込むなど、ハツラツとしたプレーを試合終了まで続けた。とはいえ頭と肘の接触は、一つ間違えば選手生命だけでなく、その後の人生にも関わる危険なプレーである。ぶつかり合いが激しい中でも選手たちには細心の注意を払ってプレーして欲しいところだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)