抜群のバランス感覚で、白鳥は高く飛び続けている。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」11月17日の第1試合を2着で終えた渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)が24戦連続で4着回避の新記録を達成した。
昨年12月21日以来、一度も4着を引いていない白鳥。開幕前のインタビューでは「読みが合ってきた。基本的な部分だけじゃなくて自分の読みに心中して麻雀が打てる」と自信を口にして、準備万端でシーズンへ入った。この日は東場で6万点を超えるトップ目に立ったものの、南場で“ゼウス”こと赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)の猛反撃にあい、惜しくも2着で終了。それでもこの結果によりポストシーズンを含めた24戦連続で4着回避となり、リーグ新記録を打ち立てた。
今期、チームはスタートダッシュを決めており、その主軸には間違いなく白鳥がいる。「MVPを狙いたいし、ファイナルまで行って、ABEMASのファンたちに最後まで応援してもらえるように頑張りたい」と語る白鳥はまさに前途洋々だ。今後も多くの登板がある中で、どこまで記録が伸ばせるか、注目が集まっている。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)