＜大相撲十一月場所＞◇六日目◇18日◇福岡・福岡国際センター
十両三枚目・水戸龍（錦戸）が前頭十四枚目・一山本（放駒）を豪快な小手投げで下し、3勝目を挙げた。敗れた一山本は土俵下に転落すると呆然とした表情を浮かべ、ファンからも「すげーー」「飛んだ」といった驚きの声が寄せられた。
立ち合い手を出して突いていった一山本。だが冷静にさばいた水戸龍が押し返すと、一山本は引いてはたく展開に。一山本は土俵際でまわしを一瞬掴んだが、すぐに切れてしまい、最後は水戸龍が豪快な小手投げを決めて3勝目の勝ち星を挙げた。一山本が体を裏返しながら土俵下へと落下すると、館内にはどよめきが沸き起こった。投げられた一山本も呆気にとられたのか、驚いたような表情を浮かべていた。一山本は2敗目。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は「一山本さんは左を返して前に出ようとしたんですけど、やっぱり捨て身の水戸龍さんの右からの振り回し。これはもう、捨て身ですから」と説明。一山本の敗因について「はたき、呼び込みというのがよくない」と指摘すると、「相手の左に腰を当てながら行くのがいいんですよ。右に行っちゃダメなんですよね」と語った。
水戸龍の豪快な小手投げに、視聴者からも「すげーー」「飛んだ」「怪力だ」「ぶん投げられた」「これは気持ちええなあ」と興奮気味の声が相次いで寄せられた。
（ABEMA／大相撲チャンネルより）
2025年11月場所 千秋楽
更新日時：2025/11/23 19:08
※ ○＝勝ち、●＝負け、□＝不戦勝、■＝不戦敗
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