チーム最年長となったサクラのプリンスが“風”の流れを変えた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」11月18日の第1試合はKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)が10月7日の自身開幕戦以来となるトップを獲得。インタビューではチームにマイナスの展開が続く悪い流れを「食い止められて良かった」と安堵の笑みを見せた。
【映像】勝利を手繰り寄せた内川幸太郎、フリテンリーチで親の跳満ツモ
前日、最下位の赤坂ドリブンズが同日2連勝を決めた。一方、11月に入ってわずか1勝と不調にあえぐサクラナイツは、ここでプリンス・内川を投入。この試合はEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)、内川、セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)、U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)の並びで開局した。
内川は東2局1本場、積極的に仕掛けて1人テンパイの3000点を手にすると、同2本場に大物手を迎えた。7巡目に一盃口が完成する5筒を引いてテンパイ、待ちはフリテンだが、一・四万のリャンメン待ちということもあり、迷わず腕を振り上げてリーチ。一万が打たれないことから「山にいる」と信じてツモ山に手を伸ばすと、そこにはラス牌、高目の四万が。リーチ・ツモ・タンヤオ・平和・一盃口・赤の1万8000点を手に入れ、プリンスの復調を心待ちにしていたファンからは「でかい!」「うっちーいいね!」「裏乗ってないから高めがでかかった!!!」と大きな声援が寄せられた。
南2局2本場は東城との2軒リーチに競り負け、満貫の放銃。悔しそうな表情が画面いっぱいに広がったが、その後はすぐに落ち着きを取り戻す。南3局は再び1人テンパイで3000点を加点、ライバル松ヶ瀬を跳満ツモでもマクれない点差に追いやった。最終局となった南4局1本場、松ヶ瀬が2着確保の仕掛けに出るや、内川はロン牌を首尾良く差し込んでゲーム終了、今期2勝目を手に入れた。
1カ月以上開いた勝利者インタビュー。内川は「個人の2勝目っていうのは嬉しいんですが、チームがね、直近みんなラスみたいな感じでやっていて、昨日ドリブンズさんが頑張って『見てるだけでラスになったわ』って思いました。スコア的にはそんなに心配していないんですけど、直近の成績がみんな悪いと、この先の未来が心配になっちゃうところだったので、今日はちょっと頑張ろうかなという気持ちがありました」と、昨日のライバルチームの奮闘に期するものがあったと明かした。
「一戦一戦プラスを積み重ねて、早くプラス域に戻りたい」と語り、今後の奮闘を誓った内川。チームは2019-20シーズンからMリーグ8チーム目として参戦すると、3年連続でファイナルシリーズ進出を果たし、昨期は初優勝を果たすなど、実力は折り紙付き。しかしここにきて、全選手がまさかの不振。展開が変わるトップを期待されたプリンスが、見事にその役目を果たして見せた。
【第1試合結果】
1着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)3万6700点/+56.7
2着 EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)2万4600点/+4.6
3着 セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)2万1400点/▲18.6
4着 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)1万7300点/▲42.7
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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