＜大相撲九州場所＞◇七日目◇19日◇福岡国際センター
前頭二枚目・明生（立浪）と前頭二枚目・逸ノ城（湊）の取組は張り手の応酬が繰り広げられる展開に。実況席に座った清野茂樹アナウンサーが思わず「荒っぽい展開になってきた」と伝える場面があった。
【映像】張り差しの応酬に館内騒然「荒っぽい展開になってきた」
1度目の立ち合いはタイミングが合わず不成立。2度目の立ち合いが成立すると、逸ノ城は張り差しを仕掛けた。明生と組み合った後、離れた逸ノ城は張り手、明生も左の張り手で対応したが、不発に終わった。
激しい攻防戦に館内が湧く中、最後は明生が逸ノ城を土俵際に追い込み、押し出した。明生は3勝目、一方の逸ノ城は5敗目を喫した。
再び、清野アナが「いや〜荒れた展開になりましたね」と振り返ると、ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏も「そうですね」と同調。それから花田氏は「張り差しで体勢を変えようと考えたんじゃないかなと思いますけど、気持ちが全面に出てしまったんじゃないですかね。でも明生はそこまで“このヤロー！”って気持ちじゃなかったはず。だからこそ腰が下がっていたんだと思います」と話していた。
この取組を受け、相撲ファンからも「張り手の応酬」「一般人なら一発で失神するレベル」などの声が寄せられていた。
（ABEMA／大相撲チャンネルより）
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